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ひとは亡くなるときは孤独ではないと思う

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ひとはひとりで生まれてきてひとりで死んでいく

時々使われる言葉です。

僕にはそのことについてとても強く印象に残っている患者さんがいます。

僕がまだ若い勤務医の頃のことです。
身寄りがなかったおばあさん
通院されている時から身体のいろんな不調を常に訴えられて心配性な方でした。
この方が癌になり、終末期の入院をされました。
実際の痛みや苦しみの上に彼女の不安が乗っかって、とても不調の訴えが多く、怖がられていました。
「死にたくない」と毎回訴えられていました。
それがあるときから穏やかになられました。
看護師には「そこにお迎えに来てる。お釈迦様がニコニコして来られている。」と話されたそうです。
それから3日ほどで亡くなられました。

彼女の他にも同じような経験をしています。
天井の方を見てニコニコされていました。
死を恐れていた方が死を受け入れます。
幻覚なのか本当なのかわかりません。
幻覚であったとしても本人はそれを信じており、そうであれば死ぬことも孤独ではなく、そして亡くなられたその表情はこの世の苦しみがすべて拭われたようになられます。

生まれてくるときも、僕は誰かに後ろから押されて生まれてくるように思います。
この世に生きる意味を持って生まれてくるのだと感じています。
僕も誰かを押したことがあるように思います。

果たして今のこの世界はその意味が全うできるような流れになっていないのではないでしょうか。
我がまま放題のひとたちにこの世は支配されているように思います。
在るがままにいることがすばらしいのです。
そのことに気づいていただけるようささやかながらも真っすぐに活動していこうと思っています。
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プロフィール

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Author:kaiboryotan
かいぼーです!巷ではDr.カイボーとも呼ばれていますが、内科医でフィットネスインストラクターです。フィットネスとは健康のための運動のことです。「フィットネスで人生を変える」をモットーによりみなさんが健康になるためにお役に立てるお話しができればと思っています。よろしくお願いします。

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