FC2ブログ

記事一覧

診察の初心

18342277_1396321517099744_5911288513875451499_n.jpg

通常診療で、診察を受けに来る患者さん、そして診察する医師はお互いに患者さんの症状に注目し、その症状を和らげる目的で投薬したり処置をしたりします。
その際、既往歴やアレルギーなどは問診で尋ねますが、本来患者さんがどのような体質なのかということに気を配ることは、全然ないではありませんが、占めるウエイトとしては少ないように思います。
東洋医学では繊細な診察手法により通常診療よりは事細かに患者さんを診る傾向にあります。
アーユルヴェーダもそうですが古来からの医療では診察以前に問診により患者さんの体質そのものに注目し、投薬以前に生活改善を重視します。
西洋医療の進歩により診察でひとや生活よりも病気そのものを優先してみる習慣がつきすぎてしまっていると感じます。
病気を診るか、ひとを診るか、生活を診るか
病気を診るのが即効性はあり、しかし効果がなかったり、副作用が出ることもあります。
ひとを診るのは即効性はないことも多いですが、合えば効果があり、また副作用も少ない。
生活を診るのはそのひとの体質に合わせた指導になるので生活そのものを変えることで効果はあるが、本人が指示通りに変えられるかどうかにかかっています。効果発現に時間がかかることもあり、またそれでは遅きに失することもあります。しかし場合によっては遅いと思われていても劇的な効果を発揮することもあります。
もっとも良いのは、どれかひとつに限定せず、上手にどれも取り入れることです。
基本は自分の体質に合った生活をするというアーユルヴェーダの考えはよいと思います。そして診察は東洋医療の診察方も取り入れてしっかりと診察する。そして患者さんの状態に応じて西洋薬も必要な範囲で体質に合わせて使うのがよいと感じています。診察は病気だけを診ず、人も生活も診るという初心をいつも思い出しておくことが大切ですね。
スポンサーサイト

プロフィール

kaiboryotan

Author:kaiboryotan
かいぼーです!巷ではDr.カイボーとも呼ばれていますが、内科医で瞑想家、フィットネスインストラクターです。フィットネスとは健康のための運動のことです。「フィットネスで人生を変える」をモットーによりみなさんが健康になるためにお役に立てるお話しができればと思っています。またJWI(Japan Wellness Innovation)では「医学と健康」認定講師およびマインドウェルネス瞑想指導者です。よろしくお願いします。

最新コメント

カテゴリ