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スポーツ文化(佐賀新聞ろんだん佐賀の今日の僕の記事です。ちょっと固い内容でしたね。)

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スポーツは広義に捉えれば、競技として行うものだけでなく、健康維持のための運動、伝統的なスポーツ、あるいは新たなルールやスタイルで行うニュースポーツなども含め、また体育や身体活動の概念も包摂したものと考えられるとして、2018年4月1日に「日本体育協会」は「日本スポーツ協会」へと名称を変更しました。
日本体育協会は国民体育の普及振興とともに、オリンピック競技大会への参加を念頭に組織体制を整備するために1911年に創立されました。初代会長は講道館柔道の創始者で「柔道の父」また「日本の体育の父」と呼ばれる嘉納治五郎氏です。嘉納氏が考えていた「体育」の概念は人格の完成を目指す教育的営為でした。スポーツを含むという広義の意味で体育を使用してきましたが、「体育は教育的営為であり、個人が自由に価値を決められるものではなく、社会的、時代的背景によってあらかじめその概念が決められているものである」として、さらに「スポーツの社会的価値はグローバルに広がっている。スポーツの多様な個人的、社会的価値の基盤となる「自発的な運動の楽しみ」こそが、人類の重要な宝であり、守り伝えていかなければならないものである」ので、名称を「日本体育協会」から「日本スポーツ協会」へと改称することにしたと日本体育協会名称変更趣意書に書かれています。そのことに伴い「国民体育大会」も「国民スポーツ大会」へと改称されますが、これは国民への浸透を考え5年後の2023年からということになっています。
その2023年は佐賀県が当番県で、天皇杯獲得を目標にしています。またその翌年のフランス、パリで開催予定のオリンピック・パラリンピックで佐賀ゆかりのトップアスリートを10人輩出することも目指しています。国スポの後も継続してトップアスリートの育成、活躍を応援し、その選手たちが引退した後は指導者として県に戻ってこられるよう就職支援をして、選手あるいは県民にスポーツ文化(する、育てる、観る、支える)の裾野を広げ、さらなるトップアスリートの育成につながる好循環を確立するという長期展望を持っていて、これをSSP(SAGAスポーツピラミッド)構想と呼びます。SSP構想の推進に向けて重点3分野があります。一つ目は本年度開校したスポーツエリートアカデミーSAGA(SEAS)を核にした人材育成です。競技ごとに競技力向上を長期継続的に実施するものです。指導者も育つ仕組みの構築や、倫理観を身に着けた真の人材育成にも取り組みます。スポーツ医科学の拠点機能を確立し、大学、スポーツ関連企業、国内外の育成機関と連携した育成・支援体制の構築も視野に入れています。二つ目は佐賀で練習に打ち込むことができる練習環境の充実です。県とスポーツ施設の設置者、競技団体が協議し、競技力向上に役立つ練習環境を充実することを目指しています。三つ目はアスリート・指導者の佐賀定着に向けた就職支援です。Uターン等県内定着を希望するアスリート・指導者に対して就職支援をするとしています。この重点3分野以外にも、働き盛りのスポーツをしない層がスポーツに親しめる環境づくり、部活動と地域クラブの在り方など多岐にわたる取組を政策としてまとめ、着実に実行する、としています。
スポーツは楽しいから自ら進んで行うものです。そのようなスポーツ文化を佐賀県が主体となって県民に広げていこうとするこれからの歩みに期待しています。
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プロフィール

kaiboryotan

Author:kaiboryotan
かいぼーです!巷ではDr.カイボーとも呼ばれていますが、内科医で瞑想家、フィットネスインストラクターです。フィットネスとは健康のための運動のことです。「フィットネスで人生を変える」をモットーによりみなさんが健康になるためにお役に立てるお話しができればと思っています。またJWI(Japan Wellness Innovation)では「医学と健康」認定講師およびマインドウェルネス瞑想指導者です。よろしくお願いします。

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